プロフィール

みなさんこんにちは!

ほむあんと申します。

ブログを読んで頂き、更に僕のプロフィールにまで興味を持っていただきありがとうございます。

早速ですが自己紹介をさせて頂きます。

僕は地方住みの社会人4年目、28歳です。(2021年現在)

高校卒業後、一年間の浪人生活を経て地方旧帝大に進学。

大学では建築を学び、大学院を卒業した後、インフラ系の企業に建築の技術職として入社しました。

なぜ大学院まで進んだのかをお話させていただくと、建築を深く学ぶためには4年間だけでは足ず、大学院という研究の最前線で研究活動に従事し、知見を深めていきたいと感じたからです。

また、働き始めるにしても、研究に従事して知見を深めてきたという自負を持ち、ただ働くのではなく、意義のある仕事をするために知識と経験をしっかり身に着けたい。

その上で、大学院で得たものを活かして少しでも世の中を良くしていきたい。

そう思い、大学院へ進学しました。

 

 

・・・っていうのは嘘です。めちゃくちゃ嘘です。

ほんとはできるだけ働くのを先延ばしにしたかっただけです。

酒と夜遊びとパチスロ漬けの生活に、少しでも長く浸っていたかったんです。

強いて言うなら大学院ってなんかかっこいいなとか、就活でちょっと有利になるかなぁくらいは思ってました。

同級生や先輩もほとんど院に進学していたので、周囲が学生生活を謳歌している横で一人社会に飛び込んでいく胆力なんて僕には無い

修士号は持ってますが、とりあえず嫌なことから逃げて学生という身分にしがみついた結果手に入っただけです。

院進学した結果、結構忙しい研究に従事することになり辛い経験もしましたが、、、(それはまた別の機会にお話しします。)

こんな感じで逃げに逃げ、引き延ばせるだけ引き延ばした僕の学生生活も遂に終わりを迎えました。

時間というのは残酷なもので、就職活動の時期がやってきてしまったのです。

 

当時の僕の人生観って典型的なやつで、いい大学に入っていい会社に入る王道ルートに乗れば人生安泰!!みたいな感じでした。

そんな僕が会社を選ぶ基準は、みんな知ってて給料が高そうなとこ。この一点。あとはあんまり忙しくないとこ。

建設会社や設計事務所は激務って聞くしなぁ、、公務員はそんなに給料高くないかも、、なんか知らんけどホワイトで給料良さそうなインフラにしよ!!

こんな感じでとりあえず電力、ガス、鉄道、高速などのインフラ関係の会社を受けまくってました。

こうして、就職活動が進んでいくんですけどインフラ系の会社って選考が遅いところが多いんですよね。

同級生は推薦で大企業に内定がどんどん決まっていく。就活の愚痴を言い合う友達も徐々に減っていく。

そんな状況の中で、クソ弱メンタルの僕がそれほど長く就活を続けれるはずがありませんでした。

(なんだかんだ言いつつも、僕って面接なんかは得意なほうだったんですよね。)

ペラペラな学生生活ではありましたが、エピソードをかき集め、凝縮し、面接に挑む毎日。

そんなある日、僕が新卒で入社することになる会社から内定を頂きました。

その他にも最終面接まで進んでいたりと、内定をもらえそうな会社はいくつかありました。

それでも、内定を貰った瞬間にその他の選考を辞退し、就職活動に終止符を打ったのです。

なぜこの会社にしたのか、採用選考の過程や入社後、知り合いなどにたくさん聞かれました。

その度に自分のやりたい事とマッチしている、人の役に立つ仕事に興味がある、などと言っていたのですが、、

本音は以下の通りです。

 

みんな知ってて給料も良さそう!!あと、ホワイトっぽくて潰れなそう!!内定出たしもうここでいいや!!

 

こうしてめでたく、それなりに良い大学を卒業し、そこそこ有名な会社に就職するという人生の王道ルートを完成させたのです。

後はなんとなく働きながら結婚したり、子どもを作ったり。幸せな家庭を築いてみちゃったり。

裕福とは言わないまでもそれなりに余裕があって幸せな人生を送っていくんだ。そう思ってました。

 

そしていざ就職。

友人や家族と別れを済ませ、地元を離れていざ社会人に。

入社当初は、それなりに向上心や働く事に対するモチベーションもあったと思います。

会社の崇高な理念に感銘を受け、社員の意識の高さに感化される。

また仕事もらった。こんなに面白い仕事させてもらえるなんて期待されてる証拠だ!!

残業は多いし、災害対応や急な夜間勤務はあるけど意義のある仕事だから頑張ろう!!

この仕事意味なさそうだけどみんなやってるから必要なことだ、頑張ろう!!

ていうか残業しても別に仕事進まないけど、みんな残ってるから残業しよう!!

飲み会は多くてしんどいけど、社会人として職場外でコミュニケーションを取るのも大事なことだから!!

あいつは凄い、あいつは仕事ができないとかみんなでマウントの取り合いしてるけどそんなもんだよな!!

これが正しいんだと信じて業務に励む日々。僕は間違っていない。だって今、王道ルートの上にいるんだから!!

 

そんな生活を送り丸3年が経とうとした頃、遂に僕は気づきました

 

・・・このまま定年まで働き続けるの無理じゃね??

 

自分をだましながら働く事に限界が来てしまったんです。

60歳で定年だと仮定した場合でさえ、残り30年以上ある。
しかも僕らの世代は年金をもらえるかも怪しいし、少なく見積もっても70歳くらいまではリタイアできない。

じゃあ、こんな環境で後40年以上働くのか、、、

そんな考えが頭をよぎったとき、僕の心はポキリと折れてしまいました。

正直、新卒で入った会社は世間一般的に見ればブラック企業とは程遠い、ホワイトに近いグレーくらいの職場環境だったと思います。(遅いときは日付をまたぐこともありましたが、、)

それでも、平日は楽しみなんて何もなく帰ったらご飯食べて寝るだけ。土日はベッドから起き上がれず、寝て過ごすだけ。

そもそも、楽してそれなりの生活を送りたいと思っていただけの僕は会社から与えられる仕事にいまいち本気になれず、自分の時間や精神を削ってまで働く意味を見出せなくなくなってしまっていたのです。

僕は以前、「置かれた場所で咲きなさい」という言葉が好きでした

その言葉を胸に、3年間はやってみようと思い仕事を頑張りました

でも、すべての花が置かれた場所で咲けるほど強くないんですよね

僕は置かれた場所で咲こうと3年間頑張った結果、結局根腐れを起こしてしまいました。

そうなってからの行動は早かったですね。

直属の上司に退職の意思を伝え、身辺整理を開始。

その際、この人が全く上に話しを通さなかったり、ぎりぎりまで仕事を振ってきて腹が立ったりしましたが、それはまた別のお話。

事後報告で、家族や友人にも退職することを宣言。

周囲からは早まるなとか、考え直せとか言われましたが、聞き入れることなく退職届を提出しました。

辞めることになって気づいたんですが、結局自分が居ようと居まいと仕事は回っていくし、同僚もしばらくしたら自分が居ない状況に慣れます。

こうして、僕は25年間かけて築き上げた人生の王道ルートからそっと降りたのでした。

 

結局、僕が思い描いていた安泰な人生っていうのは、時間やメンタルをすり減らして得られたお金で成り立っていました。

そしていい会社に入ったところで、所詮すり減らした時間やメンタルをお金に換える際の変換効率を高めることだけ。

もちろん、仕事自体にやりがいや喜びを見出しながら働いている人もいると思います。

でも僕はそうではありませんでした。

だって根っからの怠け者で働かないために25歳まで学生にしがみついたんですから。。笑

ゆるく楽に暮らすために努力して王道ルートに乗ったのに、蓋を開けてみたらこの有様です。

そこで僕は思ったんです。

世間で言われる王道ルートは、自分には合っていなかったんだと。

でも、生きていくためにはお金を稼がないといけない。

それなら、今まで得た知識や経験を総動員しつつ、楽して生きるための戦略を練り直そう。

もう一度自分の原点に立ち返り、自由に、自分勝手に生きる道を探ろうと。

その一環として始めたのが ”ほむあんの部屋”です。

現在、僕は別の職場で働きながら、自分に合った働き方や生き方を模索しています。

このブログでは、これまでの体験から得た知識や僕なりの考え方、

これからの取り組みの紹介やその過程で得た知識等を中心に情報を発信していきたいと思っています。

 

これまでの僕と、これからの僕を見て欲しい。

その中で有益な情報を発信して行き、見て下さる方と一緒に成長していけたらと思っています。

ご意見等ありましたら、メッセージいただけると嬉しいです!

それでは、どうぞよろしくお願いします!

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